2018年3月10日土曜日

郵政3社〔日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険〕は株価低迷。でも配当金目的で買ったなら焦る必要はない!

 

■ 超注目の大型IPO(新規上場)だった!

平成27年11月に超注目の大型IPOとして、郵政3社は、東京証券取引所に新規上場しました。
当時は多くの投資家がIPOに申し込み、これをきっかけに株式市場に参加された方も多いと思います。

この新規上場から早くも数年が経ちましたが、日本郵政の株主は約75万人など、まだまだ多くの方が継続保有されています。
最近はこの郵政3社もあまり話題にならないなかで、郵政3社の現在地と今後の投資スタンスを考えてみました。

〔参考記事〕高配当株おすすめ銘柄10選 〔2018年版〕




■ 郵政3社の現在地を把握しよう!

現状からみて、郵政3社の株価は、上場時の初値と比べて低迷しています。
その理由は、いずれも金融株としての側面を持っているからです。

日銀による金融緩和は、日本株の株価を押し上げました。
ただ、金融株にとっては、マイナス金利導入により、利益圧迫懸念から株価は苦戦しています。

日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険について、それぞれの株価の現在地は、次のとおりです。
やはり各社とも、程度の差はあるにせよ、株価の苦戦ぶりが目立ちます。
〔参考記事〕バフェットの名言7選。株価下落の時こそ思い出したい!


★日本郵政(6178)
日本郵政グループの持ち株会社で、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険を傘下に持ちます。
金融子会社2社に収益が依存するなかで、生活総合サービスを提供する企業として脱皮が期待されていました。
ただ、現状としては金融事業以外は、上手く収益化ができていないです。

特に2017年3月期は、豪物流子会社の減損により赤字に転落しました。
この物流子会社は、上場直前に化粧直しみたいな感じで買収を発表したものですが、結局は失敗だったようです。
業績の苦戦にあわせて、株価もIPO公募価格を下回っています。

【現在の株価】1,270円(2018年3月9日時点)
【IPO公募価格】1,400円
【新規上場後の初値】1,631円



★ゆうちょ銀行(7182)
郵便局を営業窓口に、預貯金額は国内最大の金融機関です。
法律により法人向け貸出が制限されており、運用は国債主体であることから、マイナス金利の影響が、業績を直撃しています。

業績は、上場前の水準を回復できていないものの、投信販売拡大などで、巻き返しを図っているようです。
株価も、どん底は抜けつつあるも、引き続き苦戦が続いています。

【現在の株価】1,430円(2018年3月9日時点)
【IPO公募価格】1,450円
【新規上場後の初値】1,680円



★かんぽ生命保険(7181)
郵便局の営業網を武器に、生命保険会社で国内最大級の規模を持ちます。
やはりマイナス金利導入の影響はあるものの、運用では外債を増やすなど、対応を進めているようです。
株価も、新規上場後の初値は下回るも、IPO公募価格は上回るなど、郵政3社のなかでは健闘しています。

【現在の株価】2,630円(2018年3月9日時点)
【IPO公募価格】2,200円
【新規上場後の初値】2,929円




■ 配当金目的で買ったなら焦らず継続保有だ!

郵政3社が新規上場した時に、証券会社がアピールしたメリットの1つとして配当金があります。
銀行にお金を預けても、微々たる金利しか貰えないので、配当金を目的に、郵政株を買った方も多いはずです。

2018年3月時点でも、郵政3社は高配当株に分類できると思います。
【日本郵政】配当利回り3.94%
【ゆうちょ銀行】配当利回り3.50%
【かんぽ生命保険】配当利回り2.43%

郵政3社は、成長力を期待して投資はしにくいです。
ただ、会社としての安定感を背景に、配当金投資に向いている銘柄で、それは新規上場した時から変わりはないです。

配当金投資では、配当金が継続されるなら、株価を気にする必要はないです。
郵政3社に投資された方も、株価低迷で不安かもしれません。
でも、配当金目的で買ったなら今すぐ焦って売買する必要はなく、のんびり継続保有したらいいと思います。

〔参考記事〕配当金投資の5つのメリットとは?株の配当金で100万円以上もらって感じたこと!



■ 株式投資では忍耐も大切だ!

繰り返しになるかもしれませんが、長期投資では、最初に投資をした時の前提が変わらなければ、特段売買する必要はありません。

株式投資では、株価は常に変動するものです。
しかし、私たち投資家は、株価を買っているわけではないです。
株式を通じて企業を買っているわけで、企業価値が変わらなければ、慌てる必要はないのです。

郵政株で投資デビューをされた方も多いと思います。
投資を始めたころは、株価変動が不安なものです。
でも、株式投資は、株価変動のリスクを受け入れる見返りとして、リターンを得ることができるものです。

〔参考記事〕配当金生活には元手がいくら必要なの?



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4 件のコメント:

  1. 現在の株価(2/4時点)は、3社とも上場後の初値を下回り、なかでも、ゆうりょ銀行はIPO公募価格を下回る低迷ぶりです。

    憂慮は必要ないとの内容ですが、銀行名に紛れてしまってます。

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    返信
    1. コメントありがとうございます。
      僕は、配当金などのインカムゲインを目的に投資をしています。
      あくまでも僕の考えですが、元々株価は変動するものなので、投資銘柄のビジネスの状況が根本的に変わらないなら、元々の目的どおり配当を受け取り続ければ良いと思います。

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  2. 「国債で運用できなくなる=長期的に収益性が低下する」なので、そもそも前提が変わっているのでは?
    配当性向もかなり高めに設定してあるので、収益性が低下すれば配当を引き下げざるを得ないと思います。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      マイナス金利は象徴的な出来事で大きく報道されましたが、もともと日銀の金融緩和で長期金利は徐々に低下していたので、既定の動きのなかの出来事ではないでしょうか。
      また、10年スパンで考えた時に、マイナス金利がずっと定着するかという視点もあります。
      元々、郵政3社は収益力を見込める銘柄ではないので、僕としては収益力はこんなものだと思いますが・・・
      気になるようでしたら、今後の決算を見極めても良いのではないでしょうか。

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